結婚する前は
きちんと目を開いて
相手を見極めないといけない。
わかってる!
わかっているけど、
好きになってしまったら
女は
片目をつむってしまう。
茶番の結婚式
L女子は言った。
「いちごちゃん、
信じられないだろうけど、
夫は
自分たちの結婚式の後、
私と寝ないで、
元妻の家に帰って行ったのよ。」
「あなたに言われて
『Decree Absoluteを見せて』
と言っても
なんだかや理由をつけて
見せてくれないの。」
「そしてそのうち
Decree…..と言いかけただけで
機嫌が悪くなってしまうようになった。
だから、私、
彼に
何もいえなくなったの。」
あの結婚式は’茶番’だったのだ。
L女子の新居
「そんなことって!
ひどい!
もうこうなったら、
2人で購入した家を売って
半分もらって別れるべきですよ!」
いちごちゃんは憤慨して言った。
「…..ええ
家は売っちゃったわ。」
L女子が答える。
いちご「なんだ
じゃあよかったじゃないですか。
お金も入って。」
L女子「いえ、お金はもらえなかったのよ。」
L女子は少し涙ぐんだ。
L女子「購入した金額は
£30,000だったけど
売った時、
£15,000にまで買い叩かれたの。」
ちょっと待ってくれ。
家はどんなに小さくても
£30,000じゃ買えない。
いちご「いったいどんな家を買ったのですか?」
L女子「キャンピングカーよ。」
いちご「……!!!!!!」
(新居がキャンピングカー!)
いちごちゃんは
絶句した。
「茶番の結婚」の後の「崩壊」
いちご「それでは£15,000の借金
2人で払っていくことになったんですね。」
L女子「……いいえ」
いちご「ああ、旦那さんが払ってくれるんですね。」
L女子「いいえ そうじゃないの
私たちの「家」を購入した時、
彼、IDになるパスポートを忘れてきて。だから私だけの名義で購入したわ。」
いちご「それでは、つまり、L女子が1人で払っていくんですか?」
L女子「いいえ。彼は自分も払うと言ったわ!
僕を信じてくれと。」
考えてみれば
L女子の夫は
ところどころで
証拠いんめつのふせんを貼っている。
•結婚式にはオフィシャルなことをしない(神父、自分の家族は呼ばない)
•離婚していないのを隠して「茶番•結婚式」をしてL女子を安心させる
•2人の「家」の購入には公には関わっていない。
少し冷静に考えたら
おかしいとすぐわかることである。
たぶん
L女子もおかしいと思った時があったのだろう。
だが
彼女は
目の前の
めくるめく幸せの前で
片目をつむって
自分で見えないようにしてしまったのである。